『ニポポの木』始動!
そして、自分たちの団体名をつけることに。
名付けて、『ニポポの木』。
由来は、“どんな願いも叶えて幸福をもたらしてくれる”という意味が込められた、アイヌの人々が昔からつくっていたニポポ人形。僕たち、『ニポポの木』”がみんなの願いを叶えていけたら。そんなことを思って、網走市の海岸沿いにある巨大なニポポの像からつけました。
そして、更に企画を詰めていく中で、野菜そのままだと、家に持って帰ってからでないと味わうことができないため「その場でも味わって欲しい」と思い、試行錯誤の結果、「かぼちゃスープ」に辿り着きました。この時期の網走の気温や手軽さも考えて、網走の規格外のかぼちゃを使ったかぼちゃスープをつくり、その場でも味わってもらおうという企画。
そこから、農家の方々との話し合い、協力、にんじんを僕達が畑に行って欲しい分直接抜かせていただきました。保健所の許可申請、イベント主催者との打ち合わせ、当日の会場内『ニポポの木』について知ってもらうための資料作成、肥料袋を持ちやすいようにするための加工、かぼちゃスープ作成、と企画内容が決まってから2週間程度で一気に網走中を走り回りました。
そして準備も終わりあとは当日を迎えるだけとなったその時、事件は起こりました。
なんとかぼちゃスープが腐っていたのです!
時刻はイベント開始10時間前の深夜1時。腐った約80リットルのかぼちゃスープ。これではお客さんに出すことができない。
もうスープはあきらめるしかないかと思ったその時、安部が「もう1回作ろう」と声を掛けました。時間がない中でここまで頑張ってきた、どうせなら最後まであきらめることなくやり遂げたい!みんなの想いが一つとなり、もう一度作り始めることとなりました。
その結果、なんとかかぼちゃスープも間に合い、はじめることができました。時刻は、開始30分前。
当日は天気にも恵まれ、会場内は約1万人もの多くの人で賑わいました。
野菜詰め放題は大盛況。1時間もしないうちにコンテナ16個分の野菜の9割が姿を消し、約300人が参加してくれました。
かぼちゃスープは残念ながら完売しませんでしたが、飲んでくれた人から「おいしかったよ」という言葉を聞いて、嬉しくてしかたありませんでした。